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2018年8月11日 (土)

野村紘一氏が都心の景観を変化させたという判決

日本の住宅事情はここ40年ほどで劇的に変化してきました。独自の進化を遂げたというよりも、欧米に近づいたと表現するのが適切でしょう。アルテカの野村紘一氏は欧米の住宅事情に対して、日本は圧倒的に後れをとっていると実感しました。日本は国土が狭いにもかかわらず、一戸建てがメインだったのです。確かに一戸建てのように独立した住宅はプライバシー性が高いですが、土地は無限に存在するわけではありません。
東京に一極集中している現実を考えると、いずれマンションにシフトする必要性があると考えていました。もちろんすべてを集合住宅にするのは困難ですが、相当数は一戸建てから移行していかないと土地が不足する状況まで迫っていたのです。そうしたなかでいち早く動き出したのが野村紘一氏であり、最初に目を付けたのは高級マンションでした。庶民層が購入する物件ではなく、あえて富裕層向けの物件を誕生させたのです。
億を出さないと購入できない物件に買い手がつくはずはないと考える人が大半でしたが、これは庶民層をターゲットにして考えているからです。超富裕層にとっての1億円はそれほど大金ではないのが現実です。野村紘一氏はそうした現実に基づいて、日本で初めてベルテシリーズという億ションを開発・建設したのです。当初ライバルたちは傍観していましたが、ベルテ原宿が思いのほか好評を受けたことによって、続々と他社も億ション建設に参入することになります。
野村紘一氏が手掛けたエリアは短期間で大きく成長していきました。街の景観が劇的に変化し、別の街と思えるくらいに変化するケースは多々あったのです。建物が街を変えるという概念は間違っておらず、それを証明したのが野村紘一氏でした。アルテカが注力するエリアには他社も参入してくることが多く、数年で景観を根本から変えるほどの影響力があったのです。億ションの先駆者であるアルテカは、現在も億ション販売に力を入れています。

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